部品4


  • bit(ビット)
  • binary digitの略

    binary:2,2進法のと言う形容詞です。

    digit:指や桁と言う名詞です。

    1ビット用いて二通りの状態を「0」と「1」で表現:二元符号。

    例えばこんな風に

    bit0-1表

    2進数のやり取りです。
    0:指が1本もたっていません。
    1:親指が1本たっています。
    指一本のナシ「0」アリ「1」で表現しています。
    これが1ビットによる二元符号表示です。

    こんな風に考えれば解りやすいかもしれません。
    親指の部分は      1ビット(桁)
    人差し指の部分は 2ビット(桁)
    中指の部分は      3ビット(桁)
    薬指の部分は     4ビット(桁)
    小指の部分は     5ビット(桁)
    ・・・・の部分は     6ビット(桁)
    ・・・・の部分は     7ビット(桁)
    ・・・・の部分は     8ビット(桁)
    残念ながら左手一本では8ビットは表現できないのですが。
    つまりそれぞれの指に割り当てられたビット(桁)に指が立ってるかそうでないか。
    でそのビットが「1」か「0」を判断する。
    写真の①~⑫は説明するために便宜上つけた番号です。
    bit0-11
    写真は①から⑫までそれぞれ1づつ増加(インクリメント)していってます。
    0か1の表現方法なので,指が立っていなければ0で指が立っていれば1となります。
    ①1ビット(桁):指は立っていません。
    bit0
    ②1ビット(桁):親指が立つ。
    bit1
    ③桁上がりして親指が折れて人差し指が立つ。
    bit0-34 - コピー (3)
    ④1ビット(桁):親指が立って。2ビット(桁):人差指が立つ。
    bit0-34 - コピー (4)
    ⑤桁上がりして1ビット(桁)の親指と2ビット(桁)の人差し指が折れて,3ビット(桁)の中指が立つ
    bit0-34 - コピー (5)
    以下の説明は略します。

    bit0-34 - コピー (6)

    bit0-34 - コピー (7)

    bit0-34 - コピー (8)

    bit0-34 - コピー (9)

    bit0-34 - コピー (10)

    bit0-34 - コピー (11)

    bit0-34 - コピー (12)


    8ビット(桁)で表せる情報量はいくらぐらいなの?ていううとですね。
    bit - コピー1×20+1×21+1×22+1×23+1×24+1×25+1×26+1×27=1+2+4+8+16+32+64+128=255

    8ビット(桁)で扱える情報量は0も含めて256個です。


    こんな書き方がされてると思います。
    nビットの情報量では2n個までの情報を表現することができる
    一般化するの好きですから。

    例えばnを数字に置き換えてしまえば,何のことはないのです。

    たとえば5ビット(桁)は2(2進数の基数)の5乗個という事になり25

    bit0-34 - コピー (32)
    1×20+1×21+1×22+1×23+1×24=1+2+4+8+16=31

    5ビット(桁)で扱える情報量は,0も含めて32個です。


    よく例えられているのが,アルファベットを表現するための情報量ですが

    アルファベットは26文字です。


    4ビット(桁)だと

    bit0-34 - コピー (16)
    1×20+1×21+1×22+1×23=1+2+4+8=15

    4ビット(桁)で扱える情報量は0も含めて16個です。

    4ビットではアルファベットをすべて表現することはできません。


    上記の結果より,5ビット(桁)あればアルファベットを表現できる事になります。

    一般的には,こんな風に書いてあります・・・16<26<32


    この2進数の桁がビットです。

    2進数で表されたビット(桁)への「1」「0」つまり「on」「off」の信号で表される。

    「on」も「off」も情報として扱われるわけです。

    信号の有り無しで考えるのですから信号がない時の「0」も情報の一部と考える。


    基数と言うのは,
    2進数、8進数、10進数。12進数,16進数,60進数などにおいて,数の基本になる数のことを,基数と呼びます。
    上記それぞれの基数は, 2,8,10,12,60 になります。
    2進数は2で桁アガリ
    8進数は8で桁アガリ
    10進数は10で桁アガリ
    12進数は12で桁アガリ
    16進数は16で桁アガリ
    60進数は60で桁アガリします。
    桁アガリする数が基数です。