照明器具のメンテナンス メニュー
①省エネと掃除の関係(現在地) |
②白熱電球 |
③蛍光灯 |
④LED電球 |
⑤清掃の仕方(現在地)
3. 清掃の仕方
3-1. ランプと器具の清掃の仕方
- まずお手入れをする前に絶対に守らなければいけない事があります。
- 照明器具のスイッチは必ず切る。
- ぬれた手で触らない。
- 熱が冷めてから作業をする。
- 高いところの作業に注意する。
- 取扱説明書をよく読んで確認する。
3-1-1. ランプ
- 通常ははたきなどでほこりを落とす程度で充分です。
- 汚れがひどい場合などは,ランプを取り外し,水けを固く絞った柔らかい布でやさしく吹いた後,乾拭きします。
決して水洗いはしないでください。
- キッチン等で油汚れが付いたランプは,中性洗剤をしみこませた柔らかい布,あるいはスポンジで汚れを落とし,水拭きして乾拭きします。
- シンナー,ベンジン,ガソリン(ホワイトガソリン),アルカリ性洗剤の使用は絶対してはいけません。
破損の原因になります。
- ランプの取り扱い注意点。
- ランプのガラス部分を強くねじらない・・・・ガラスの破損によるけがの原因。
- ランプホルダーやランプ支持バネを強く引いたり,はじいたりしない・・・・ランプの破損。落下の原因。
- ランプソケットにしっかり取り付けること。必ず十分に確認・・・・ランプの接触が不十分な場合は,発煙・火災・の原因。特に直管ランプの場合は落下の原因。
- カバー,セード,グローブの取り付けは確実に・・・・落下の原因。
- 使用済みランプは割らずに,各自治体の指示に従って処分。
3-1-2. カバー,セード,グローブの材質別掃除方法
- プラスチック,アクリル
- 中性洗剤(30から40℃がベスト)ををスポンジなどにつけてやさしく洗います。
- 洗った後は,きれいに水洗いし,そのまま乾燥させます。
- 注意
- 乾いた布などで拭くと静電気が生じやすくなります。
静電気が発生するとほこりを吸い寄せてしまい,帰って汚れを誘発してしまいます。
- ガソリン(ホワイトガソリン)やシンナー,ベンジンなどの薬品を使用するとヒビが発生します。
- 金属,陶磁器
- 金属で表面塗装してあるものは化学雑巾が効果的。
- めっき部分は柔らかい布で乾拭きします。
- ひどい汚れのときは,よく絞った布で何度も拭く。
- 錆の原因になるので,必ず最後に乾拭きをし水分をのこさないようにしましょう。
- 陶磁器のものは柔らかい布で軽く拭く。
- 注意
- 洗剤,シンナーなどを使用すると,塗装がはがれることがあります。
- アクリル部品
- ハケやブラシ,ハタキなどでやさしくホコリを払うようにします。
- 汚れがひどく部品が取り外せる場合は,部品を取り外し中性洗剤(30から40℃がベスト)をスポンジなどにつけてやさしく洗います。
- 洗った後は,きれいに水洗いし,そのまま乾燥させます。
- 汚れが落ちにくい素材なので普段からまめなお手入れが必要。
- ガラス部品
- 中性洗剤を含ませたスポンジなどでやさしく洗い,水洗いしてよく乾燥させます。
- 凹凸のあるものはスプレー式のガラスクリーナーを吹き付けて,乾いた布で拭き取ると効果的です。
- 注意
- 透明ガラスは化学雑巾で拭くと油膜が付きます。
- クレンザーの使用は傷がつくので避けるようにしましょう。
- フロスト処理ガラスは指紋が残らない様にゴム手袋などを使うなどしてください
- 木製部品
- 帯電式のハタキ,化学モップでほこりを取った後,乾いたぞうきんで汚れを拭き取ります。
- 細かい細工が施してあるものは,筆やはけでほこりを掃きながら掃除機の隙間ノズルなどで吸い取るのがいいでしょう。(掃除機は吸引力が強いので,壊さないのように充分注意してください)
- 和紙
- ハタキや柔らかいはけでほこりを落とす。
- 普段からこまめにハタキをかける様心がけましょう。
- 注意
- デリケートなので丁寧に扱います。
- 破れたりシミになったりするので,絶対に水けのあるもので拭かないように。
- 布張り製品
- 帯電式のハタキでほこりを取った後,乾いたぞうきんで汚れを拭き取ります。
- 凹凸があり汚れの取れにくいものは,筆やはけなどをを使ってほこりを掃きながら掃除機の隙間ノズルで吸い取ります(掃除機は吸引力が強いので,壊さないように充分注意してください)
- 注意
- 化学モップは使用できません。シミの原因になります。
3-1-3. その他
- LED器具
- ランプを外すことができないタイプは,器具を外さずに設置したままの状態でほこりを払い,汚れを拭き取ってください。
- センサー器具(屋外)
- 屋外器具だからと言って水洗いをしないでください。
- 固く絞ったぞうきんでやさしく拭いてください。
- 屋外器具
- 防水,防雨構造だからと言って,高圧洗浄機などの強い水圧がかかるような洗浄方法は故障の原因となります。
- 照明器具回り
- ダウンライト,シーリングライト,ブラケットなどの器具回りの天井や壁が黒ずむ場合があります。
これはほこりがランプの熱により器具の周りに吸い寄せられ付着するからです。
定期的なお手入れをするように心がけてください。
掃除の際は,天井材や壁材にあった清掃方法を確認するようにしましょう。
3-1-4. 掃除の道具に関して
- 化学ぞうきん
- 器具本体の塗装面などのほこりの除去に適しています。
- 透明ガラスや白木には,しみや油膜が付きます。
- スプレー式ガラス拭き
- 器具本体に細かい凹凸があるガラス向きです。
- 一度スプレーして水洗いすると汚れが落ちます。
- 住まいの洗剤
- 中性洗剤はほとんどの器具に使えます。木製・布製・和紙製の危惧には不適。
- アルカリ性洗剤は絶対使用しないこと。強度が低下し破損の原因になります。
- はたき
- 木製・布製・和紙製の器具には,汚れがついてしまうと,取り除くのが困難になります。
- 普段からハタキをかけるのが一番効果的です。
- ブラシ・筆・はけ
- はたき同様にまめにほこりを落とすのには良い方法です。
- デリケートな部分には,柔らかいものを使うことをお勧めします。
3-2. 節電の落とし穴
- 蛍光灯器具には,種類によっては電源スイッチ入れたま間の状態で,蛍光管を器具から外すと,無駄な電気を消費するものや,部品の性能が劣化するものがありますので注意が必要です。
- 電球をソケットでゆるめて消灯することは,電球が落下する恐れがあるので避けるべきです。
特に上向きや横向きの器具でこのようなことをすると,ソケットと電球の口金面において過熱する事があり危険です。
- 多灯用の意器具で電球を一部外して点灯することは,ソケットに通電したままの状態(充電部分が露出)になり
誤ってソケットに手が触れた場合,感電する危険があります。
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